ひとりごと 「1バンジー・1ミラクル」

ある方から聞いた言葉


「1バンジー・1ミラクル」

バンジージャンプで崖から飛び込むような、怖かったり、不安だったり、どうしよう、って悩んだり、そういったシチュエーションで、それでも、勇気をふりしぼって踏み出せば、必ずミラクルが起きるのだそう。


私はバンジージャンプをしたことはないけれど、

バンジージャンプをするような怖くて怖くて不安だった、という経験はある。そして、それは確かに「ミラクル」につながっているな~と思う。


それは、veryberry というお店を開店する前に働いていた職場をやめるとき。

カンボジアの手仕事、何があるのかを知りたい、

どこでどんなものを作っているのか知りたい、

カンボジアにはどんな素材があるのか知りたい、


私はそれらに興味を抱き、同僚に相談。

するとその同僚がめちゃくちゃ応援してくれて、あれよあれよと、職場の上司にも退職を告げていた。


告げてしばらくして、インターネットやテレビのニュースで「リーマンショック」が起きたことを知る。

世界中の経済が激震し、カンボジアへ来る観光客も減った。


退職も目のまえ。

「すみません。やっぱり取り消します。」と言えるものなら・・・。

何度考えたことか。


それでも退職の日は待ってくれず、皆に見送られ予定通り退社。

足はがくがく、ブルブルだった。


観光客も減った中、明日からの私はどうなるんだろう???



という、これが私のバンジー体験。

今、思いだしても、不思議な感覚。

けれど、考えても何も生まれない、と腹をくくって旅に出た。

カンボジアをぐるっと一周。


いろんな作り手さんに出会い、話をし、手仕事を見学し、

シェムリアップへ戻った私は、出会った作り手さんたちとモノ作りを始める。

退職してからおよそ3年の月日を経て、


今のお店にめぐりあい、very berry をオープンする。





あれから9年。

2021年の現在、コロナでお客様がいない今でも続いている。


これは「ミラクル」。


写真下 コロナ前撮影のvery berry。


こちらはOPENしたばかりの頃の貴重なvery berry写真




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