コショウのこと

シェムリアップのローカル市場やコンビニでよくみかけるこの胡椒。


真ん中は「黒コショウ」。

手前は・・・・「白コショウ」

で、確かに見た目は白いので「白コショウ」で間違いではありません

が、間違いでもあります。

そもそも、「白コショウ」、とは収穫して乾燥させたコショウ(←黒コショウ)の黒い皮の部分を剥いだものを「白コショウ」と呼んでいます。 コショウの黒い皮の部分が「ピリっ」とする辛みの部分で、その辛みを剥いで抑えることで、マイルドな辛さにしたモノのが「白コショウ」です。 お料理としてはシチューや、お魚料理に合う、と言われています。

 黒コショウ

白コショウ



それでは、なぜこの、真っ白な上の写真のコショウは見た目は白いけれど、「間違い」なのか。

それは、黒いコショウを、「何か」でコーティングしているからなのです。


その「何か」とは・・・?


不明です。

生産者さんが誰なのかも分からず、

無農薬なのか、

有機農薬なのか、

化学農薬たっぷりなのか、

一切分かりません。


ただ、一つ言えることは、カンボジアの農家さんは基本的に化学農薬大好き&「適量」「濃度」などを知らずドバドバ使う、ということ。

農薬まみれの食物を、平気で生産しているのです。



通常、白コショウと呼ばれるものは一粒一粒手作業で黒い皮を剥かねばならず、とても手間のかかる作業。ならば、値段の安いコーティング剤を使用して大量に白コショウを作って売ってしまおう!なんて・・・、

考える人がいるんですね。

見る人が見ればすぐにわかってしまうにも関わらず。



ちなみにこの白コショウ、掌に乗せてこすり合わせるとポロポロとコーティングがはげ、黒い皮が顔を出します。


しかし、カンボジアのコショウは本当に香りが良くて、食事の素材を引き立たせる立て役者!カンボジアにお見えになれば、カンボジア料理には必ず使われているコショウ。 お土産にもお薦め!


購入する際にはキチンと、生産者さんが誰なのか、記載されているものを買われることをお薦めします。




ちなみに、very berry では、「クラタペッパー KURATA PEPPER」を取り扱っております。
カンボジアの内戦で途絶えかけた良質のコショウを再生させた日本人の倉田さんがカンボジアの農家さんとともに生産している、オーガニックなコショウです。



コショウについては、下記のウェブサイトに詳しく紹介されいます!ぜひご覧ください。

クラタペッパー
http://www.kuratapepper.com/index.html




カンボジア雑貨
very berry -handmade in Cambodia
https://www.veryberrycambodia.com/

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