ついに・・・

ついに・・・!

カンボジア生活11年目に突入して、

5年間おつきあいしていた
コーヒーメーカーと、

8年間おつきあいしていた
扇風機が

ご臨終に。


本当に長い間お世話になりました。




日本だと、少し故障しただけでも、すぐに新しいのを買い換える。
修理費用も結構高いし、
修理に出すのも面倒、っていうのも結構あるのかな。




カンボジアだと、それはもう、みんな「モノ」を大事にする。
「大事」にするっていうのは、「丁寧に扱う」とは違って、その辺は結構ぞんざい。

でも壊れても、まずは自力で直そうとする。
そして、直す。

直らない場合は、修理屋さんへ。
この人たちがまたすごい!
どこからもってきたパーツか分からないようなものを、
つけたり、何かをまびいたり(!)して直してしまう。


日本だったら、お金出して引き取ってもらわなければいけないようなゴミが、
修理されて、

「てへ!」

ってカンジで、中古屋さんの店先に並んでる。

カンボジアという国柄、どうしても、中古しか手の届かない人たちがいるから、需要があるのかもしれないけれど、私は純粋に「モノ」を大事にしたいと思う。そして、再び息を吹き返して活躍している日本製の中古の電化製品や自転車、バイクがこれから違うオーナーの元で、一花咲かすのを待っている姿を、なんかいじらしく思ってしまう。


消費することって、経済活動を動かし続けることだから、活発なほうがいいに決まってるんだけれど、これと、「モノ」を大事にしていくことって両立するんだろうか?

私もおみやげ物、雑貨屋さんをしているので、たくさん購入してもらえればありがたいに決まってる。でもその人にとって大切な「もの」を売ってゆきたいと思う。大事に長く使ってもらえるもの。そうすると、大量消費にならない。 

矛盾しているよな。



って。


とりとめのない独り言。



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