「オデブはキレイ」について

カンボジアに住んでいる方なら言われた、もしくは聞いた経験がある言葉だと思うのですが、


「トアット、サアート!(おでぶはキレイ!)」



私を含めた多くの外国人は

「えーーーーー!デブがどうしてキレイの???」
「やせてるほうが、カワイイ!!!」

と、反論をします。




最近私、ふと思ったんです。



田舎の農村に暮らしている、貧しい人はやせていて、太っている人は皆無です。
反して、町のお金持ちはやせてる人もいますが、比較的ふくよか。

「あの人はデブだから、お金持ちね」と、
カンボジア人が言うくらい、「太っている」ことはイコール「お金持ち」というイメージ(事実?)
で、言われます。



田舎の人に
「あなたいくつ?」と尋ねて、帰ってきた答えに

「え、この小ささで14歳??? 8歳くらいにしか見えない!!!」
や、
「え、どう見ても50歳代にしか見えないのに、まだ40歳前???」

と、いうことは、カンボジアあるあるです。


思うに栄養不足でお肉がつかない、田舎の人たちのコンプレックスというか、イメージで、


都会の人たちは、かっこいい
  ↓
やせていない人はかっこいい
  ↓
おでぶはかわいい

と、言うようになったのではないか。




いや、きっとそうなのだ!



ようするに、「トアット・サアート(おでぶはキレイ)」は、お金持ちやスタイルのステキな都会の人たちに対する憧れワードなのだろうと。


ってことで、

最近よく言われるこのワード。

最近の私は、カンボジアの女性の憧れの的なのです。


人気の投稿