【KIKOの日々】お別れ

私は、お店に4匹、アパートに9匹、猫がいます。

正確には、「いました」。

つい先日アパートで飼っていた猫が2匹、間を置かず、天国へ旅立ってゆきました。



もともと、私は猫が好き、というわけではなく、スキでもキライでもない、という感じでしたが、カンボジアに来て友人の猫を一時預かりしたことがきっかけとなり、情がわいて、そのまま譲りうけることとなり、その猫がきっかけで、現在に至ります。


亡くなった猫は二匹ともストリートキャットでした。
うちに迎え入れたときは元気な猫でしたが、1年ほど前に体調を崩したのかご飯を食べなくなって獣医さんに診てもらったところ「猫白血病」という病気にかかっているとのことでした。この病気は治療法がないので、そのままゆっくりと弱って死に至るのを見守るしかない、と言われました。

なんとか一日でも長く生きてもらうために、食べやすいパックのウェットフードをあげます。朝晩、1匹につき2パック。計1日4パック。x30日

ネコのエンゲル係数は上がりましたが、ご飯を食べてくれるので安心していました。


そんな生活が約1年半、

二匹は時期を明けず天国へと旅立ってゆきました。



健康だったころのムチムチ・ボーイ「ジジ」

黒い毛と白の部分の生え方が大阪の漫才師「鳳ケイスケ」に似ていることから「ケイスケ」






最後10か月くらいは食欲はあっても、どんどん痩せてきて、最後はがりがりでした。

亡くなってから2週間~1週間ほどたちましたが、これまで見送ってきたほかの猫と比べると心が落ち着いています。それは近い将来に離れていってしまうことが分っていたことと、私自身、できることはやった、という気持ちもあるからだと思う。

二匹とも、一緒にいてくれてありがと。
また何年後になるかわからないけれど、あっちの世界で待っててね。





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