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「プテア・コンパオ・プロジェクト」(ウォーターヒヤシンスの家計画)

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

お客様に「商品がない」、と伝えることの情けなさ。
それは「ウォーターヒヤシンスのバッグ」

売りたいのに・・・、
商品がない・・・。



話しは去年の夏ごろにさかのぼる。
それまで、商品の発注をしてから商品が届くまでにだいたい1週間から2週間で届いていた。それが、早くても2週間、ときには1か月、遅いと1か月半など、なかなか商品が届かない。
原因は、いつも取引をしているコミュニティーの作り手さんが徐々に辞めていき、お給料が良くて簡単な仕事を求めて街へ働きに出ているからなのだ。それは例えば、マッサージ店であったり、レストランの料理補助やウェイトレスであったり、工事現場の手伝いであったり。 
家で、朝から晩までモノ作りをする。 仲間とわいわいするでもなく、家で家族と朝から晩まで顔を突き合わせ毎日同じ作業の繰り返し。そりゃあ若い子は街で同年代に囲まれて働きたいだろう。
作り手さんたちはどんどん減り、相反して、需要はどんどん増えている。 街中でも以前はそれほど見かけなかったウォーターヒヤシンスのバッグが、いろんなお店で販売されだした。はっきりと聞いたわけではないが、多分オーダー先はみんな、very berry も長年のつきあいのコミュニティー。そりゃあ、時間もかかるし、頑張っている作り手たちは大忙しで疲弊しちゃう。
very berry のお店では有難いことに入荷した先からすぐに売れてしまう。 だが、それは入荷の数も少なく、そのうえ次の入荷時期は不明。 ずーっと長年取引をしてきたvery berryを優先してくれることもなく、来るオーダー来るオーダー、順番にすべて受け入れているようで・・・。

もう、こうなったら!!!

very berry の工房を立ち上げてやる!!! 専属の作り手さんを育ててやる!!!
と、

思い立ったのが去年の9月頃。苦笑


やっと、やっと、やーーーーーーーーーーーと、
重いお尻に火がついて、(お店の商品がない状態になって)
新しく工房を立ち上げます。
「プテア・コンパオ・プロジェクト」 (ウォーターヒヤシンスのおうち計画)

いろいろな不安はあります。 資金のことや、人集めや、商品作りトレーニング。 今からどんどん気温も上がって暑くなるし(暑い、というだけでやる気が・・・) クメール正月もあと1か月だし(人々はお祭り気分…

very berry と高度経済成長

私は最近、落ち込んでいる。
原因は、very berry のスタッフ探し。

なかなかに苦労していて見つからない。

それがどうも、私が思うカンボジア人の一般的なお給料の額と実際の相場にかなり開きがあるらしいのだ。私が気が付かない間にカンボジアの一般的なお給料はどんどん上がっているらしく、聞くところによると6年前にお店をオープンさせた時から考えるとほぼ2倍である。

なんとまあ!

そりゃあ、みつからないわけだ!

経済発展が著しいカンボジア。
お給料の額がその指標の一つになるとはいえ、気が付かなかった私にも反省の余地あり。

カンボジアはまさしく昔の日本と同じ高度経済成長のど真ん中なのだなと、早朝よりバイクで田舎へ向かう道すがら考えていた。





very berry と作り手さんたち

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very berry  はたくさんの作り手さんたちが作り出す商品によってなりたっている。
言い換えれば、作り手さんたちによって成り立っている。
そんな中でもvery berry の初期から商品を作ってくれているのが彼女。


シェムリアップの街からバイクで30分ほどの村に住んでいるチェラ。 very berry で販売しているウォーターヒヤシンス商品の多くは彼女と彼女の家族によって作られている。仕事が早く、しっかり者で、頑張り屋さん。納期もきちんと守ってくれる。新しい商品サンプルは必ず彼女にお願いする。彼女なしではvery berryはなりたたない。
先日、ウォーターヒヤシンスの作り手たちの写真を撮影しに行った。突撃で行き、彼女にモデルとして撮影させてほしい、と伝えたところ、服を着替え、口紅を塗り、香水までつけて出てきた。笑
かわいい。笑

過去と未来と現在

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とーーーーーーーーーってもなつかしい、昔の写真を発見したのでアップしてみようかと思います。

2011年、まだお店はもたず、ほかの方のお店においてもらい、お洋服やバッグをデザインしたり、買い付けをしていたころに撮影した、モデルを使った商品撮影の写真です。








モデルのラヴィー。
現在は、日本人の旦那様とともに日本へ渡り、1児の母。



当時はお洋服にも力を入れていて。
今では販売してない服ばっかだなー。

こうして振りかえられる歴史、ができた、というのは嬉しいもの。
今、この時間はこれから先の未来へ続けてゆく、時間なのだな。


Wonderlust の エリザベスへ

Wonderlust のエリザベスへ。

私もお店、OPENしました。
今年で6年目です。

あの時あなたが「やればいいのよ。年齢は関係ないわ。私がこのお店をオープンさせたのは42歳よ」って言ってくれたこと今でも覚えてます。

あんな辺鄙、と思っていた場所にとってもかわいいお店をオープンさせたのはどんな人なんだろう、と思って声をかけました。「私も、こんなかわいいお店がしたいと思っていた」と話したらあなたはそう答えました。

まさか本当に自分でお店をオープンするなんて、その時は思っていませんでした。あの時はただ、なんとなくできればいいな・・・、でした。

人って、やればできるんだなって

言葉にすると簡単に聞こえるけれど、はじめの一歩は大変で。

でも、高いと思っている山も、登ってみると周りが言うほどには高くなくて、自分の中でリミッターを作っているだけなんだな、って今は思います。

そして、相変わらずマイペースだけど、一歩づつもう少し高い山を目指していきたいな。やりたいことはたくさんある。



そして、いつかあなたに会えたら報告したいな。

独り言

very berry のお店はお客様にフレンドリーなだけではない。

作り手さん、お取引先さんともフレンドリーでありたい、それ以上に家族のようでありたい、と思う。今日はちょっとそんな話を書きたい。


very berry のお店を通して、カンボジアのステキな「モノ」をたくさんの方に知ってもらいたいと思う。それはただ良いものではなく、作ってくださっている作り手さんや取引先の方たちのあんなこと、こんなこと、近況をお客様にお話ししてより商品に「愛」や「苦労」、「作り手の想い」を感じてもらいたい、と思うし、

very berry のお店で見た商品を気に入って「仕入れたい」、と言ってくれるほかのお店さんや海外からのバイヤーには取引先の連絡先を教えることも問題ない。それによって作り手さんたちのビジネスチャンスが広がるのは私たちにとっても嬉しいこと。

雑誌の取材や、日本の取引先から、お薦めの商品を教えてほしい、と言われれば、頑張ってくれている人たちを紹介する。

お客様から言われたお褒めの言葉や、提案(ここはこうした方が使いやすい、など)は作り手にも伝える。



頑張っている人たちは評価されるべきだし、良いものはたくさんの方に知ってもらうべきだと思っている。



その代わり

やる気のない人とは仕事はしたくない、と思う。

こちらから連絡をとっても、「今忙しい」、や、返事すらない、

そんな作り手さんや取引先はそういう対応でも大丈夫なお店と仕事をすればいい、と思う。






そんなビジネスを続けていくことが、大切なんだ、って思う。

信頼はすぐには生まれなくて、小さいひとつひとつの積み重ねだから、

ただの取引先の一つ、作り手の一人、商品を卸している卸し先のひとつ、ではなく

私はひとつひとつの積み重ねをしながらvery berry という小さな家族を作っていっているのだと思っている。

プレゼント

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いつも遊んでいる近所の子供がくれたプレゼント。 嬉しかったので。