very berry 4周年

日ごとに暑さを増すカンボジア。
体感温度は45度。
何もしなくとも、体から湯気が立ち上っているように、水分が蒸発しております。


さて、4月に入りましたが、すでに今日は8日。

very berry ショップがオープンしてから丸4年がいつの間にやら過ぎておりました。

2012年の4月6日、一目ぼれした路地裏の古い建物を借りて、very berry のショップがひっそりとオープンいたしました。

オープニングパーティに来てくれたシェムリアップ在住の友人たちと。

勢いと、思い上がりだけでオープンした実店舗。

思い描いていた絵と、現実との違いに、唖然としつつ、それでも、一歩づつ一歩づつ前に向かって進んできました。



作り手さんとの「品質」や、「納期」に対する考え方の隔たりを少しでも埋めるために、何度も足を運んだ村のこと。

日本への商品の卸販売に意気込んでみたものの、現実の厳しさに頭を抱えてしまったこと。

外国人（私）の考えるショップ運営と、経験のない（カンボジアの市場でしかモノを買ったことのない）スタッフへの、接客や商品の管理、清掃など、基本的なことですら思うように意思疎通がとれずに、怒りに任せてあたってしまったこと。

オーダーした通りに作られてきたこと、予定通りの納期に納品してくれたことの嬉しさ。

大切な人へのお土産を選んで購入してくださったお客様の笑顔。



改めて今、思い返すと4年とはいえ、長い道のりだったなあ、と。
周りの人たちの優しく暖かいサポートがなければ今のvery berry はありません。



一人一人のお客様、
一人一人の作り手たちの笑顔が大切な私の財産です。


これからも、カンボジアのステキな雑貨を少しでもたくさんの人たちに知ってもらえるように、作り手とお客様とをつなぐ場所でありたい。

ファストファッションにはない、
商品の後ろの作り手のストーリーが見える
ひとつひとつぬくもりのある、手仕事のカンボジア雑貨。


この先も一歩一歩進んでゆきます。

これからも、very berry をどうぞよろしくお願いいたします。