「虎屋の羊羹」
今日、ネットニュースでとてもステキな記事を読みました。
和菓子、特に羊羹で有名な「とらや」の赤坂本店休業の挨拶という記事です。
「十七代目 黒川光博より 赤坂本店をご愛顧くださった皆様へ
内容抜粋
---------------------------------------------
このとらやの羊羹、子供の頃食べていました。
私の母が和菓子好きなので、家のみずや(食器棚)の中に竹の皮に包まれたこの小さい羊羹がいつも入っていたことを思い出します。
現在の社長が17代目、ということですでに何百年も、時代を超えて愛されてきたんだな、って分かりますよね。
この記事を読んで
very berry もこんなお客様に愛されるお店になりたいな、って思ったんです。
おみやげ物屋なんだから、良いものだけ作って(仕入れて)売ればいいのでは?
と、言われると、それは間違いなくて。
でもそれは物質的な問題で。
お客様は旅行者の方がほとんど。
出会いも一度きり、という方がほとんど。
ですが、
対面して、
お話をして、
気持ちよく見ていただいて、
自分が気にいったものを見つけていただき、
大切に使っていただく、
物質的なものではなく、
「心」も通わせることができるような
そういうことの繰り返しが、
very berry みたいな小さい町のお土産屋さんでは、大事なんじゃないかな、と。
ボリューム的には多くはありませんが、
カンボジア在住者のお客様の中には、
リピートしてくださるお客様もいらっしゃいます。
「愛してもらう」には、
「愛する」ことが大切なのではないか、と。
どうすればそうなるか。
この「虎屋」の記事を読んで、
お店運営のヒントを頂いたような気がします。
和菓子、特に羊羹で有名な「とらや」の赤坂本店休業の挨拶という記事です。
「十七代目 黒川光博より 赤坂本店をご愛顧くださった皆様へ
内容抜粋
---------------------------------------------
この店でお客様をお迎えした51年のあいだ、多くの素晴らしい出逢いに恵まれました。
3日と空けずにご来店くださり、きまってお汁粉を召し上がる男性のお客様。
毎朝お母さまとご一緒に小形羊羹を1つお買い求めくださっていた、当時幼稚園生でいらしたお客様。ある時おひとりでお見えになったので、心配になった店員が外へ出てみると、お母さまがこっそり隠れて見守っていらっしゃったということもありました。
車椅子でご来店くださっていた、100歳になられる女性のお客様。入院生活に入られてからはご家族が生菓子や干菓子をお買い求めくださいました。お食事ができなくなられてからも、弊社の干菓子をくずしながらお召し上がりになったと伺っています。
このようにお客様とともに過ごさせて頂いた時間をここに書き尽くすことは到底できませんが、おひとりおひとりのお姿は、強く私たちの心に焼き付いています。
3日と空けずにご来店くださり、きまってお汁粉を召し上がる男性のお客様。
毎朝お母さまとご一緒に小形羊羹を1つお買い求めくださっていた、当時幼稚園生でいらしたお客様。ある時おひとりでお見えになったので、心配になった店員が外へ出てみると、お母さまがこっそり隠れて見守っていらっしゃったということもありました。
車椅子でご来店くださっていた、100歳になられる女性のお客様。入院生活に入られてからはご家族が生菓子や干菓子をお買い求めくださいました。お食事ができなくなられてからも、弊社の干菓子をくずしながらお召し上がりになったと伺っています。
このようにお客様とともに過ごさせて頂いた時間をここに書き尽くすことは到底できませんが、おひとりおひとりのお姿は、強く私たちの心に焼き付いています。
3年後にできる新しいビルは、ゆっくりお過ごしになる方、お急ぎの方、外国の方などあらゆるお客様にとって、さらにお使い頂きやすいものとなるよう考えています。
新たな店でもたくさんの方々との出逢いを楽しみにしつつ、これまでのご愛顧に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
新たな店でもたくさんの方々との出逢いを楽しみにしつつ、これまでのご愛顧に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
虎屋17代
代表取締役社長 黒川光博
---------------------------------------------代表取締役社長 黒川光博
このとらやの羊羹、子供の頃食べていました。
私の母が和菓子好きなので、家のみずや(食器棚)の中に竹の皮に包まれたこの小さい羊羹がいつも入っていたことを思い出します。
現在の社長が17代目、ということですでに何百年も、時代を超えて愛されてきたんだな、って分かりますよね。
この記事を読んで
very berry もこんなお客様に愛されるお店になりたいな、って思ったんです。
おみやげ物屋なんだから、良いものだけ作って(仕入れて)売ればいいのでは?
と、言われると、それは間違いなくて。
でもそれは物質的な問題で。
お客様は旅行者の方がほとんど。
出会いも一度きり、という方がほとんど。
ですが、
対面して、
お話をして、
気持ちよく見ていただいて、
自分が気にいったものを見つけていただき、
大切に使っていただく、
物質的なものではなく、
「心」も通わせることができるような
そういうことの繰り返しが、
very berry みたいな小さい町のお土産屋さんでは、大事なんじゃないかな、と。
ボリューム的には多くはありませんが、
カンボジア在住者のお客様の中には、
リピートしてくださるお客様もいらっしゃいます。
「愛してもらう」には、
「愛する」ことが大切なのではないか、と。
どうすればそうなるか。
この「虎屋」の記事を読んで、
お店運営のヒントを頂いたような気がします。